Since

2021

Petit Bonheur

トリミングサロン

プチボヌール

「犬の未来を守る場所」
をつくりたい

経営者としての理想だけでは、
人は動かない。

自分のお店を持つことは、ずっと夢でした。看板が上がった日、胸の奥が熱くなり「これから幸せな時間が始まる」と信じていました。しかし現実は、思い描いていたものとは違いました。お店を良くしたいという想いから、私はスタッフに責任感や向き合う姿勢、お客様への想像力を強く求めていました。それは本気で犬と飼い主さんの幸せを願っていたからです。けれど振り返れば、その想いはスタッフにとって重すぎる期待になっていたのかもしれません。理想を伝えることに必死になるあまり、相手の気持ちや歩幅に耳を傾ける余裕がありませんでした。小さな行き違いは少しずつ大きくなり、店の空気がぎこちなくなっていくのを感じていました。店の鍵を閉めて帰る夜、「どこで間違えたのだろう」と何度も自分に問いかけたことを覚えています。経営者としての理想だけでは、人は動かない。その当たり前のことに、私はようやく気づき始めました。

プチボヌール

STORIES
FROM THE FIELD

愛犬の死が残した後悔

実はこのお店は、悲しみから生まれた場所でもあります。私はほぼ同じ時期に、二匹の愛犬を癌で亡くしました。その頃の私はまだ犬の食と健康の本質を理解していませんでした。アレルギー対応フードを与えていれば安心だと思い込んでいたのです。でもそれは、その子にとって本当に合った食事ではありませんでした。もっと深く知っていれば、違う未来があったかもしれない。そう思うたびに胸が締めつけられます。だから私は思うようになりました。「誰かの後悔を減らしたい」その想いが、このお店の出発点です。

プチボヌール

犬の未来は、
向き合い方で守られる

犬の未来を守りたい。その想いでお店を始めました。しかし実際に私が苦戦したのは、犬のケアではなく 人との向き合い方でした。スタッフにはそれぞれの考え方や、大切にしているものがあります。それを理解しながら進むことが、チームなのだと学びました。今、この場所には三名のスタッフが集まってくれています。まだ完璧なチームではありませんが、同じ方向を見て進む仲間になりつつあります。そして今、はっきりと感じていることがあります。犬が安心して暮らすためには、飼い主さんが安心していること。そしてその飼い主さんを支えるスタッフも、安心して働ける環境が必要だということです。

結局、犬の未来は、向き合い方で守られる。だから私がつくりたいのは、「犬の未来を守る場所」そこは、犬と人、そして働く仲間の心が整っていく場所でもあります。愛犬が遺してくれた想い。人とのすれ違いから学んだこと。そのすべてが、今のプチボヌールを形づくっています。まだ道の途中ですが、これからも仲間とともに、この場所を育てていきたいと思っています。

プチボヌール
  • プチボヌール
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Startup Costs

開業にかかった費用

自宅サロンではスペースが限られ、これ以上の展開が難しいと感じたことが出店のきっかけです。立地は新規集客よりも、既存のお客様が通いやすい商圏を優先しました。また、物販にも力を入れるため、限られた中で物販スペースをできるだけ広く確保しています。【費用と振返り】当初の計画より約150%の費用がかかりましたが、中途半端にせず、必要な部分にはしっかり投資しました。結果として、今後の展開に必要な土台は整ったと感じています。

  • 敷金・礼金・保証金130万円
  • 家賃(15坪)20万円
  • 内装・設備費600万円
  • 在庫仕入れ50万円
  • 広告・販促費20万円
  • その他20万円

開業総額

840万円

Information

店舗情報

プチボヌール
店 名
プチボヌール
事業内容
トリミング・ホテル・物販
動物取扱責任者
倉山 香央里(E0501014)
住 所
福岡市東区舞松原1丁目9-28 八尋ビル
TEL
070-8379-1788
創業年月日
2021年 8月 21日

この場所は、ただの店舗ではなく、日々の現場での気づきや選択の積み重ねから生まれています。目の前の一頭にどう向き合うか。その積み重ねが未来をつくると考えています。まだ道の途中ですが、これからもこの場所を整え続けていきます。

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