世界の色が変わった
ように感じました。
最愛の愛猫が脳腫瘍と診断された瞬間、世界の色が変わったように感じました。余命は長くないと言われても、私の心にあったのはただ一つの想いでした。「最後の瞬間まで、絶対にそばにいる。」
STORIES
FROM THE FIELD
最後の瞬間まで、
絶対にそばにいる。
最愛の愛猫が脳腫瘍と診断された瞬間、世界の色が変わったように感じました。余命は長くないと言われても、私の心にあったのはただ一つの想いでした。「最後の瞬間まで、絶対にそばにいる。」それからの日々は、愛猫の介護の時間になりました。昨日できたことが今日はできない。今日できたことが明日には叶わない。その現実に、毎日心が揺さぶられていました。どんな選択がこの子のためになるのか。私は本当に正しいことをしているのか。最善を尽くしたいのに、その答えが分からないことが、何より苦しかったのです。
人生で一番大きな後悔。
多くの方の支えのおかげで、愛猫は当初の宣告よりも長く生きてくれました。けれど、私はその子の最期を看取ることができませんでした。ずっと見守り続けてきたのに、その日に限って、ほんの30分だけ眠ってしまったのです。目を覚まして駆け寄ったとき、愛猫は静かに息を引き取っていました。「どうして今日だけ眠ってしまったのだろう」その後も長い間、私は自分を責め続けていました。最善を尽くしたはずなのに、最期を看取れなかった自分を許すことができなかったのです。
その言葉が、
私を前に進ませてくれた。
そんな私を救ってくれたのは、長年の友人であり、愛猫を診てくれていた病院のスタッフでした。初めて自分の苦しさを言葉にした私に、友人はこう言ってくれました。「あなたがこれだけ尽くしたんだから、きっと苦しまずに旅立てたはずだよ。」
その言葉を聞いたとき、胸の奥に張りつめていたものが、静かにほどけていくのを感じました。悲しみを言葉にしたことで、私はようやく前を向けるようになったのです。
「してあげられた」を、
一つでも増やしたい。
どれだけ愛情を注いでも、避けられない別れはあります。それでも私は思います。飼い主さんが「何もしてあげられなかった」ではなく、「これだけはしてあげられた」そう思えることが一つでもあるなら、動物たちはきっと幸せなのだと。だから私はアニマルヘルスケアサポート楓を「飼い主さんができることを増やせる場所」にしたい。安心できる飼い主さんの手で、安心できる環境で、その子らしい時間を重ねていけるように。あの日の後悔も、涙も、すべてがこれから出会う命のための灯りになると信じています。
私が大切にしているのは、言葉を持たない動物たちの小さな変化に気づくことです。しぐさ、呼吸、目の表情。そこには必ず心の声があります。体を整えることは、同時に心を整えることでもあります。だからこそ無理をさせず、安心できる時間をつくること。そしてその想いを、飼い主さんと共有していくこと。私たちの仕事は治すことだけではなく、健やかに生きる力を支えることだと考えています。
Startup Costs
開業初期費用
自然に囲まれたこの場所は、知人の協力によってご縁をいただいた場所です。少し分かりづらい立地ではありますが、豊かな自然に囲まれ、その力を感じながら、動物たちの心と体のケアに向き合える環境を整えてきました。この場所だからこそできることを大切にしながら、店づくりを続けています。
- 敷金・礼金・保証金0万円
- 家賃(20坪)0万円
- 内装・設備費50万円
- 在庫仕入れ40万円
- 広告・販促費100万円
- その他50万円
開業総額
240万円
Information
店舗情報
- 店 名
- アニマルヘルスケアサポート楓
- 事業内容
- ペットケア
- 動物取扱責任者
- 嶋田 陽子(第41590300号)
- 住 所
- 佐賀県佐賀市三瀬村杠
- 創 業
- 2020年